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数理物理学学習のヒントなどを書いていきます。
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理想の実現にとって欠かせないのが,適切な目標設定です.
それではどういう目標が適切と言えるのでしょうか?
ここにケーキ屋さんをオープンしたてのAさんとBさんがいたとしましょう.
Aさんは,「とりあえず,この町一番のケーキ屋になろう!」と目標を立て,
Bさんは,「いやいや,ここは夢をでっかく持って世界一のケーキ屋を目指そう!」
と目標を立てたとします.さて,5年後により成功しているのはどちらでしょうか?

これは推測ですが,成功しているのは地に足が付いた目標を立てたAさんではない
でしょうか.パテシェとかよくわからない僕の想像ではありますが,2人の日常は
恐らくこんな感じかも知れません.
Aさん「近所のケーキ屋のショートケーキは,400円でイチゴが半分生クリームの
量が,これくらいだから,うちは何とかして300円でイチゴ一個分で生クリームを
倍にすれば勝てるんじゃないだろうか.」
Bさん「ミシュランガイドのあのお店は,とても珍しいある材料を使って特殊な
加工を施した,大変オリジナリティーの高い作品を出しているな.それに勝てる
ぐらい個性的かつ,上品なケーキを作らねば.」
例えばこんな感じかも知れません.目標を世界一にした結果,Bさんの頭の中には
近所のケーキ屋は眼中にないようですね.一方のAさんは材料費とかを緻密に計算
しながら近所のケーキ屋よりコストパフォーマンスの良いショートケーキを商品化
できそうです.

この例の教訓はさて,何でしょうか?地に足の着いた,したがって小さい目標が
良い,ということでしょうか?それは部分的にしか正しくありません.
確かにBさんの場合は,新米パテシェのくせに,一流店のケーキを超えるものを
作ろうとして,やや具体性に欠ける計画のようです.
夢の実現のためには『具体的に計画する』ことが少なくともその夢が実現する直前
には必須ですから,Bさんはまだまだといわなければなりません.

ここまでのまとめ:
・身近な目標はやはり達成しやすい.
・具体的に計画しないと目標の達成はほぼできない.

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