忍者ブログ
数理物理学学習のヒントなどを書いていきます。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

つまりBさんの最大の失敗は,目標を達成するための計画に具体性が
なかったことになります.
ここで話は変わって,何故目標を立てるのか?に目を向けてみましょう.
それは『理想の現実の創造のため』です.
それではBさんにとって『町一番のケーキ屋』は十分満足のいく理想と
いえるでしょうか?
世界一のケーキ屋を目指したBさんですから,その程度では十分に満足は
出来ないでしょう.つまり,問題は『世界一のケーキ屋になる』という
目標設定が間違っているのではないようです.
目標を適切に達成する方法が実行できてなかったことが問題なのです.
受験で考えるとわかりやすいでしょうが,自分のレベルが低いから,
MARCH(マーチ)ぐらいを目標にしよう,などという人がいた場合,
必ずしもダメとは言えないものの,どこか夢がないと感じることでしょう.
実は大きな目標を持つことは全く間違いではないのです.
多くの場合,人は子供のころに純粋な夢を持ちます.
プロ野球の選手やJリーガー,宇宙飛行士などといった華々しい職業が
あげられる場合が多いでしょうが,その夢の多くがもし実現できるなら
大人になった今でもなりたいと思っている場合が多いのです.
しかし,これはやはり,Bさんとそっくりな状態で多くの場合その夢は実現しません.
実は大きな夢を実現させる計画が適切かどうかを判断する一つの目安が
あります.それは,
『その計画の実行に恐れはあるか?』
です.実は大きな夢を実現させる計画には必ずと言っていいほど,
その実行に勇気が必要で,したがって恐れの感情が湧くはずなのです.
『将来,宇宙飛行士になりたいです!』
と言って目をキラキラ輝かせる子供は素敵ですが,それだけでは,
残念ながら宇宙飛行士になるのは不可能に近いのです.
ここまでのまとめ
・大きな夢を持つことは良い.
・目標を達成する適切な計画には実行に勇気が必要で
それに伴う恐れの感情が起こるものである.

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
竜太
性別:
男性
P R
忍者ブログ [PR]